日本財団 図書館


 

力を全力(例えば15KW)にし、負荷を急増させる(例えば5KWから15KWに急増)ことのより、電力調整機能の確認を行う。これにより急激な負荷変動に対しエンジンを安定して運転できることを確認できる。負荷補償については、不足する電力を電池より供給することにより対応できる。そのため試作システムではこれを含めていない。
負荷変動時の、発電検出力、電力調整器の調整指令、エンジン回転数、電池出力の変動イメージ図を図4.1.2-1に示す。電池及び電力調整機能がない場合、負荷の急激な変動に対して最悪の場合スターリングエンジンが停止することになる。そのため、本システムにおいては、この電力調整機能が不可欠である。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION